百番街「あじわい館」の本の広場は、トレンド館のときと比べると、まだよく知られていないようです。「まだやっているの?」「知っていたら行くのに」と言われると、場所がわかりにくいのだと感じます。昨日そのことを現場で話すと、レジ責任者は「ちょうど今日から小さい看板をたてることになりました。来てくださった方は喜んでくださるので、定着まですこし時間がかかるのでしょう」という話でした。
以前ここでも書いたように、場所は狭くなったように見えても古書部分の収蔵量は以前と変わりません。おいてある品物は各店若干変化があります。トレンド館にくらべてここは女性層に弱い印象です。近所に雑貨や洋服の店がなく、ご近所はラーメン・とんかつ・それに銀座ライオンなので、偶然とおりかかりはしないのでしょう。当店の棚では現在、SFを格安に大量出品中です。はじめての試み。他に、蔵印入りの郷土史を着々と並べています。以前入荷した講談社現代文庫の束がでてきましたので、文庫コーナーの手前の列はそれです。多岐にわたっているようですが、やはりトーンはいつものダックビル棚です。
当店の在庫より
日本の古本屋
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