投稿者「Vio」のアーカイブ

看板直して設置しました

新しい看板できましたね、と先にコメントをいただいてしまいました。そうなのです。風雨にさらされ、ついには嵐の日に吊り部が壊れてしまった看板。どうにかしなくては……、とずっと思ってはいたのです。やっとできました!

先月、地図を頼りにはじめて来てみましたという若いお客さんが、相当ドキドキしてのご入店だったとわかり(そりゃそうです。途中のくねくね山道でみなさん自信をなくすというものです)やはりいつまでも看板ナシというわけにもいかないでしょう、と腰を上げました。

予算は……、オーダーの方法は……、ともやもや考えた挙げ句、やっぱり自分で作ることにしました。ただし、遠方の木工好きの方の支援をいただきました。「文字を型紙通りに切ってもらえるかな…」。パソコンで型紙をつくってしばらくすると、おかげさまですてきに文字たちがパズルのように届きました。あとはペンキとボンドとねじ留めです。色は、おもいきって、周囲の緑の補色になる赤にしてみました!

前に店の本棚を作ったときの棚板の余りをベースにしたので、看板の大きさは前より少し小さくなったのですが、みなさんに見えるようならよかったです。看板から階段を上がって、その上にこの古本屋はあります。

合同古書目録「金沢書友会」発行

書友会目録、本日発行です。
金沢駅百番街「本の広場」でも入手できます。
きょうから10日後が抽選日ですので、届きましたらどうぞお早めにページをおひらきください。

いいかんじの箱

仕入れた本の山。たくさんの待機箱。そこからある一角を切り崩し始めるとき。箱をちらっとのぞいて、「あ、これは」などと思う。倉庫から、箱を、箱から本を、と、とり出します。そして並べてみました。この箱この山、なんかいいかんじ。しらべるのが、楽しみな感じ。などとおもって写真をとりました。

6月のしごと

長すぎる冬の記憶のトラウマからやっと抜け出した春の終わり。だんだん訪問客も増えてきました。ふらりと40代男性2名。常連の郷土史に関心の方、など。

ツバメ、キジ、アオサギ、カモなど近所で鳥ものんびりしています。龜鳴屋さん発行の最新刊、金田理恵「ぜんまい屋の作文」がとてもよい。幻戯書房さんの「恩地考四郎–一つの伝記」とともにこの春のご褒美。もったいないので、すこしつづ読みます。古書目録掲載本のデータ整理を締め切ったので、看板を作り直しました。来週には新しい看板を使えます。

石川組合のサイト

石川県古書籍商組合のサイト「石川の古本屋」では、県内の古書店のブログ欄がありますが、今回はダックビルより寄稿しました。こちらもどうぞ。 柳行李はいつもあまりたいしたことを書いていませんが、他の店主の方の情報はためになります。

外仕事と内仕事

毎日外仕事と内仕事をしています。外仕事は、この爽やかな時期にこそしておかなければならない、冬の薪支度です。小さくカットした薪を薪小屋にはこびいれます。それから草刈もします。これから10月までこのあたりの集落はいつもどこかでガソリン草刈機の音がしているでしょう。草刈期はここらでは「ほうき」と同じ扱いです。
内仕事は仕入れた本のデータ化です。6月22日には合同古書目録を発行します。かなり専門的な社会思想史の仕入れの山をただいま整理中ですが、とても手応えのある山なので、みなさんに期待していただきたいです。

「季刊鴨嘴」夏号を発行しました

「季刊鴨嘴 第9号」2012年夏の号を発行しました。おすすめ記事は「至誠書房の思い出」です。金沢市野町広小路で新刊書店をされていた、至誠書房さんの二代目ご店主茂野さんに、幼少時から閉店までの思い出をお話しいただきました。

連休も通常営業

連休も、火曜日水曜日が定休日で、祝日とは関係なく営業しております。お気軽にご来店下さい。現在の棚状況は、郷土の本と歴史の本と、労働運動の本と、文学関係が充実しています。

春らんまん

金沢市内の桜はもう散り始めたようですが、山にあがったこちらは遅く咲きだし、天候にも恵まれて桜が満開でさきどおしです。いま写真を撮りました。今朝はようやくチューリップが開花したからです。入り口に立てば、手前からチューリップ、水仙、桜と見渡せます。あまりに冬が長かったので、本当ではないようですが、やっと暖かくなりました。それでスリッパを冬用から春用に替えたり、先日から続いた入荷物の段ボール箱をようやくかたずけ終わったり、どうぞようこそおいでくださいとお迎えできるようになっています。

働き者の猫ちゃん

きょうは当店の働き者の猫ちゃんがネズミを捕まえるの図を公開します。本当はもうこのネズミはくたばっているのですが、猫はおもちゃにしているのです。捕ったネズミを見せてくるときには、ちゃんとよく誉めるのが飼主の役割です。この猫ちゃんのはたらきがなければ、ちょっとした古い貴重な雑誌など、ネズミちゃんのふわふわベッドやもじゃもじゃ遊びのものになってしまうのです。がんばってくれてありがとう。でも猫ちゃん、ちょっとまえの朝のように、起きたときにすぐ目に入る、ベッドの脇にネズミをおくのはもうやめてね。