古書Duckbill

啓蟄の感動的瞬間? それは3月13日、金沢が最高気温18度までとなった日です。チューリップの鉢を観察していると、なんとそこで冬眠していたカエルが顔をのぞかせました。

慌ててカメラをとって戻ってくると、もう穴から出てきました。そしてぴょんと鉢を飛び出したのです。植木鉢の右側にいるのはわかりますか。

でもまだねむ〜いみたい。目がとろ〜んとしています。おはよう、かえる君。

今朝までにけっこう雪が積もりました。やはり市内よりは多いです。戸を開けてみると、ん? 既にどなたか出勤した足跡が。この辺りに野良猫がいるのをときどき見かけていましたが、雪のせいか最近はこの家のひさしの下で過ごしているようで、朝には出かけていった足跡が残っています。

向こうのほうに見えるのは、雪が積もるといつもの駐車場所からは出せなくなるので前日から道路脇に移動しておいた車です。雪に埋もれています。このあと掘り出すのに30分ほどかかりました。

今年も結局雪のない年になるのかな、とおもっていたら2月に入って雪の日が増えてきました。それでも半日ほどするととけてしまうことが多いのです。しかし今日の雪はどうでしょう。
裏手のフィールドから眺めました。白い雪の木々の間から、鳥の声が聞こえます。

雪のあとの晴れた日、近くを探検にでかけました。

木立に沿って歩いていると、おや!足跡が。丸いのや長めのものとあり、大きさが違うのをいくつか見掛けました。たとえばこの小さいのはとてもクッキリしています。

何かな。イヌかな、でもイヌがこんなところをひとりで散歩するでしょうか。クマやネコではないでしょう。サルというのも除外です。あとで専門家におききしたところ、足跡観察には「大きさ」と「足取り」のチェックが大切なのだそうです。本で調べて載っているものと比較すると、たぶんタヌキじゃないかなという気がしています。今日からまた雪です。雪が止んで晴れたら、もう一度でかけて足跡をさがすことにします。